1. 出発前のチェック
① タイヤまわり
- スタッドレスタイヤ
- 溝がしっかり残っているか(スリップサイン近いと性能ガタ落ち)
- 製造から5年超えてくるとゴムが硬化して効きが悪くなります。
- チェーン
- 実際に一度、家や駐車場で「練習装着」しておく
- 説明書&手袋&膝をつけるビニールorレジャーシートをセットで車に積んでおく
② 視界の確保
- ワイパーは冬用だとベター(ゴムが硬くなりにくい)
- ウォッシャー液は「凍結防止タイプ」に
- 出発前に、
- フロント/リアガラスの雪・氷を完全に落とす
- ルーフの雪も落とす(ブレーキ時にフロントガラスへ落ちて前が見えなくなります)
③ 車内の準備
- ガソリンは多め(半分以下なら必ず給油)
- もしもの立ち往生に備えて:
- 毛布・カイロ
- 飲み物・簡単なお菓子
- スマホ用充電器
- 長靴・手袋・傘
2. 走り方の基本ルール
基本のキーワードはこれ
「急ハンドル・急ブレーキ・急加速をしない」
これだけ覚えておくだけでも事故リスクがかなり下がります。
① 発進するとき
- いきなりアクセルを踏み込まず、「じわ〜っと」踏む
- AT車なら、可能なら「2速発進モード」「スノーモード」があればON
- タイヤが空転(キュルキュル空回り)したら、
→ いったんアクセルを戻して、ゆっくり踏み直す
② 走行中
- 速度は「制限速度よりかなり遅め」でOK。安全第一
- 車間距離は晴天時の3倍以上を目安に
- 追い越し・車線変更は極力しない。わだち(前の車がつけたタイヤ跡)に合わせて走ると安定しやすいです
③ ブレーキの使い方
- 「止まりたい位置のかなり手前から」じわじわブレーキ
- 下り坂や交差点の手前は、早めにアクセルを離して、エンジンブレーキ+弱いブレーキで速度調整
- ABSが作動すると「ガガガッ」とペダルが振動しますが、
→ びっくりしてブレーキから足を離さず、そのまましっかり踏み続けてOKです
3. 危険ポイントの見分け方
特に滑りやすいところ:
- 橋の上、高架、トンネル出口付近(路面が凍りやすい)
- 交差点・横断歩道の白線の上(ツルツル)
- 日陰のカーブ、坂道
ブラックアイスバーン(見えない氷)にも注意
- 路面が濡れてるだけに見えるのに、実は凍っている状態
- 気温が0℃前後で、路面が黒っぽくテカッとして見えたら要注意
→ こういうところでは「さらに速度を落とす・ハンドル操作は極力ゆっくり」
4. 上り坂・下り坂・カーブのコツ
上り坂
- 上りに入る“前”に、少しだけ加速しておく
- 坂の途中でアクセルを強く踏み込まない
→ 空転したら、一度下がって(後方安全確認必須)、ゆっくり再チャレンジ
下り坂
- 下りに入る前にしっかり減速して、低めのギアで
→ ブレーキは「チョンチョン」と軽く数回に分けて使う
カーブ
- カーブに入る前に速度を落としておく
- カーブの途中では、ブレーキもアクセルも極力使わず、一定の速度+一定の舵角で「スーッ」と曲がるイメージ
5. 立ち往生しそう・動けないとき
発進できない場合
- タイヤ周りの雪をスコップでどかす
- 可能なら、砂・砂利・猫砂・段ボールなどをタイヤの前に敷く
- DとRを行ったり来たりしながら、少しずつ前後に揺らして脱出する(やりすぎ注意)
完全に立ち往生しそうなとき
- 無理にアクセル全開で空転させない(埋まっていくだけ)
- マフラー付近に雪が積もってきたら、必ず除雪(排ガス逆流=一酸化炭素中毒の危険)
- 長時間止まるときは、
- ときどきエンジンを止めて燃料節約
- 窓を少し開けて換気
6. 心構えと計画
- 「いつもより早く出る」「遅れてもいい」という前提で予定を組む
- 天気・道路情報を事前にチェックして、
→ 大雪予報の日は「車で行かない」という選択肢もゼロではありません - 四駆・AWDでも「よく走るだけで、止まる性能は変わらない」と思っておくのが大事です